食費節約を2人の新生活開始をきっかけに始められる家庭も多いのではないでしょうか?
結婚や同棲をきっかけに二人暮らしを始める際、向き合うことになるのが生活費です。
特に毎日目に見えて分かる食費は気になることも多くなりますよね。
一人暮らしの時はあまり気にしていなかった食費も、二人暮らしになっても変わらない使い方をするわけにはいきません。
2人で生活を楽しみながらも将来の事を考え、節約できるところは節約していこうと思う方が多いですよね。
そこで、2人暮らしにおける食費節約のポイントをご紹介していきます。
新生活の参考にしてくださいね。
目次
食費節約を2人で実現!|1.1人よりお得?!
例えば、一人暮らしの時に食費が月3万円かかっていたから、二人暮らしになったらその倍の月6万円になるとは限りません。
ただ、やり方次第では6万円よりも多くなってしまうことも大いにあります。
生活が一人から二人になったのだから効率的に節約していきたいですよね。
それを叶えてくれるのは自炊です。
食費節約には自炊が鉄則
一人暮らしの時は自炊しても食材を使い切ることができなくて、なかなか節約できなかった人も多いのではないでしょうか?
その分、二人暮らしには自炊の節約方法が生かされてきます。
共働きなどで自炊が難しい日もあると思いますが、そういうときは週末におかずを作り置きしておきましょう。
作り置きおかずについてはこちらの記事も参考にしてください↓
食費節約を2人で実現!|2.節約する目的
節約してそのお金を何に使いたいのかしっかりとした目的意識を持つようにしましょう。
節約するために多少の我慢や面倒、手間も必ず出てきます。
その目的意識が節約の原動力になるので、重要ですよ。
ストイックにはなりすぎないように
節約に対してストイックになりすぎてしまうと、せっかくの楽しい食事の時間が台無しになってしまいます。
食事は美味しい食事を食べながらその日あったことを話したりする、家族との大切な時間です。
節約しすぎて品数を減らしたり、献立がいつも同じようになってしまったりすると楽しむことができませんよね。
あくまでも節約は家族が幸せに暮らすためのお金のやりくりの手段であることを忘れないようにしましょう。
食費節約を2人で実現!|3.価値観のすり合わせ
今までそれぞれ異なった人生を歩んできた2人が一緒に暮らすので、何かしらの不都合や食い違いがあっても当然です。
朝食を食べる人、食べない人。
朝食は軽く食べる人、しっかり食べたい人。
食材は全て国産がいい人、無農薬野菜がいい人。
多くの人は何かその人なりの食へのこだわりを持っています。
こだわりの整理
食へのこだわりが多ければ多いほど食費がかかります。
こだわりを持つことは決して悪いことではありません。
ただ、節約を心がけていくのであれば、こだわり自体を考え直す必要もあるかもしれませんね。
一方が我を通すのでも片方だけが我慢するのでもなく、2人でうまく折り合いを付けながら節約生活を送りましょう。
食費節約を2人で実現!|4.家計簿を付ける
食費を節約するには、まずは1ヶ月の2人の食費の把握をしなくてはいけません。
家計簿を付けるのは面倒だから敬遠しがちな方も多いかもしれません。
でも、お金の流れを知らなくては節約するところが分からず、何から手を付けるべきかも分かりません。
コツコツ書くことが億劫だと感じる方はスマートフォンの家計簿アプリを使うと便利ですよ。
家計簿アプリの分かりやすい動画が掲載されているこちらの記事も参考にしてください↓
レシートの中身を仕分け
食費といっても、どこからどこまでを食費というのか曖昧ですよね。
月にどんな食べ物にどれぐらい出費しているのかを把握するため、レシートの中身を仕分けて家計簿に記入していきましょう。
例えば、食費の項目を3つに分けてみます。
- 食材:野菜、肉・魚、調味料等料理に関わるもの
- お菓子・デザート
- 外食・宅配:ピザの宅配など
1週間ごとに集計
記入した1週間分の食費の項目ごとの集計をとります。
全ての項目を合計した金額が月の食費となるわけです。
このように1週間ごとに集計をとると、
- 無駄遣いが一目で分かる
- 残りの予算の把握
- 反省が次の週に生かせる
という3つのメリットがあります。
食費節約を2人で実現!|5.まとめ買いをする
まとめ買いは食費節約の最大のポイントです。
ただ、まとめ買いにもコツがあります。
- すぐ使う野菜以外はまとめ買いしない
- お肉など長期保存できる食材限定
- 買ったお肉などは小分けして日付を書いて冷凍保存
業務スーパーなどで月に1、2回まとめ買いをするのが理想です。
単純にひと月分の全ての食材を買うということではなく上記のような買い方のコツを覚えましょう。
まとめ買いを実践している方のブログを集めた記事も参考にしてください↓
無駄買いを防止
まとめ買いをしなくては思うとついついあれもこれもと買ってしまいがちですよね。
そこは冷蔵庫の食材在庫のチェックや買い物リストなどを活用して無駄買いや衝動買いを防ぎましょう。
買い物リストを活用した買い物術はこちらの記事も参考にしてください↓
食費節約を2人で実現!|6.買い物先を工夫
まとめ買いする食材としない食材を分けることで、おのずと買い物先を分けることにもなります。
それが節約に繋がりますよ。
まとめ買いをするお肉などは業務スーパー。
飲料水などの重くかさばるものはネットスーパー。
こまめに買う野菜は近所の八百屋さん。
など食材によって買い物先を工夫することで時間もお金も節約になってきます。
食費節約を2人で実現!|7.買い物しない日を作る
家にある食材だけを使って献立を立てるのも大きな節約に繋がります。
食費節約のカギは、買い物に行かないこと。
買い物のために外出しなければ、1日お金を使うこともありませんよね。
よほどの節約名人でもない限り、計画通りに全ての食材がなくなるということはないと思います。
何かしらの食材は必ず家に残っています。
それが野菜でも肉類でも何でも構いません。
麺類や缶詰などの乾物は忘れがちなので忘れずに確認しましょうね。
ネットを利用
食材はあっても何を作ったらいいのか分からないときはありますよね。
そんなときはインターネットを利用しましょう。
作りたい献立レシピではなく、家にある食材から作れるレシピをすぐに探し出してくれますよ。
例えば、”鶏胸肉 キャベツ ピーマン”と入力するだけで人気レシピサイトのクックパッドなら200品以上もヒットします。
食費節約を2人で実現!|8.外食を減らす
外食は食費節約の大敵です。
例えば、共働きのカップルが2人ともランチを外食ですませたとします。
仮に1人500円ずつに抑えたとしても、1日で1000円、月に20日で2万円となりますね。
1ヶ月の食費を4万円にするのであれば、残りの朝食と夕食、休日の3食を2万円に抑えなくてはなりません。
これは現実的ではなくかなり難しいですよね。
お弁当持参
食費節約のためにはお弁当を持参しましょう。
共働きだと朝は忙しいと思いますが、作り置きなどで工夫してお弁当を作ることは可能です。
最初はおにぎりだけから始めてもいいですよ。
なるべく食費を抑えるように意識していくことが大切です。
お弁当に関してこちらの記事も参考にしてください↓
外食はイベント化
外食する回数をあらかじめ決めておきましょう。
外食は大きな出費となります。
疲れているからついつい外食というのもあると思いますが、そこは次の外食のために楽しみにとっておくようにしましょう。
外食が習慣化してしまうと食費節約にはほど遠くなってしまいます。
外食はイベント化してそれを楽しみに毎日頑張るというようにした方が外食の楽しみも増えますよ。
食費節約を2人で実現!|9.家庭菜園をやってみる
ベランダや庭で簡単な家庭菜園をやってみるのもおすすめです。
- 水菜
- あさつき
- ハーブ類
などの葉物野菜は比較的手間がかからず、初心者でも育てやすい食材といわれています。
こうした葉物野菜は買うと意外と高く、買っても傷みやすい食材です。
さらに、ハーブ類などはおしゃれな料理に添えている場合が多いですよね。
節約していると味やボリュームに余り影響を与えない食材は省きがちになってしまいますよね。
でも、そのハーブがさりげなく添えてあるからこそ見栄えがよくなり、見た目にも満足感を与えてくれます。
家庭菜園なら新鮮で安く手に入れることができ、使いたいときに使いたい分だけを調理できますよね。
食費節約を2人で実現!|10.楽しみながら節約
食費節約を2人で実現できそうでしょうか?
せっかく始めた2人の新生活を楽しみながら節約していきたいですよね。
節約といっても方法も無数にあります。
地域によって買い物事情の違いやお金の価値観もそれぞれです。
最初は大きな目標を掲げるのではなく、少しずつ目標よりも下回っていたら良しとしましょう。
2人で一緒に試行錯誤して、達成感を味わいながら少しずつレベルアップをしていくことが大切ですよね。
ひとりではなかなか続かなかったことも、2人で協力していけるなら節約は可能になります。
短期的ではなくいかに楽しみながら長く続けていけるかがポイントです。
希望に満ちた幸せな二人の新生活にあった節約方法を二人で模索しながら確立していきましょう。