食費節約にお弁当を活用している人は多いのではないでしょうか。
食費を節約する方法はたくさんありますが、特に外食費を減らすことが即効性のある節約になりますよね。
ただ、昼食は外食に頼りがちです。
そこをお弁当に変えるだけで、目に見えて節約できるのは頭では分かっていてもなかなか実行できませんよね。
節約のためのお弁当作りにはコツがあります。
そのコツを身につけて手軽にどんどん節約していきましょう。
目次
食費節約にお弁当|まずはお弁当による節約効果を知ろう
週3回お弁当を持参することで月に約1万円の食費節約が可能になります。
外食のランチ代が1食あたり800円だとすると、月で約1万円。
年間では約12万円の節約です。
お弁当持参の回数を増やせば増やすほど食費節約の効果が高まりますよね。
仮に、ランチを全てお弁当に変え、さらにコーヒーやお茶などで飲料も水筒で持参すれば、外食ランチ代は0円になります。
つまり、ランチ代は食材費のみになり、夕食の残りものなどをお弁当に利用したときなどは食材費も100円以下になる日も出てきますよね。
今までの外食ランチ代から食材費を引いた分を全て貯蓄に回すことができるということです。
自分好みの量や味付け
お弁当を持参することで自分好みの食事量や味付けに調整することもできます。
自分に合った食事量にすることで食べ過ぎを防ぐことができ、健康的な食生活を送ることができますね。
さらに、味付けも外食よりもヘルシーに抑えることもできるので栄養バランスもよくなりますよ。
食費節約にお弁当|コツ1.現状の把握
お弁当による節約効果を知った上で、毎月食費としていくら使っているのかをまず把握しましょう。
いくら使っているのかを把握することで節約を強く意識しなくても自然と無駄を省く生活ができますよ。
食費を使いすぎて毎月のように金欠になりがちな人は、食事を外食やコンビニ弁当で済ませている傾向があります。
自分へのご褒美や友人との交際にかかるお金は無駄ではないと思いがち。
でも、その費用が家計の支出を圧迫し金欠になる大きな要因であることを理解しましょう。
家計の把握には手軽に始めることができる家計簿アプリがおすすめですよ。
家計簿アプリについてはこの記事も参考にしてください↓
1ヶ月の食費予算を決める
食費節約をする場合は、1ヶ月分の食費予算を決めてその予算内でやりくりするように心がけましょう。
食費の予算をあらかじめ決めることで、その予算をオーバーしないように工夫していくことが重要です。
食材はまとめ買い
買い物はなるべく少ない回数にし、1回でまとめ買いをしましょう。
スーパーに行く回数が増えてしまうと、必要のないものまで買ってしまう確率が高くなってしまいます。
なるべく1週間分の食材を週に1回の買い出しで済ませることにより食費の節約に繋がります。
1週間で使い切れるだけの食材を買うように心がけましょう。
買い物の仕方についてはこちらの記事も参考にしてください↓
食費節約にお弁当|コツ2.自家製冷凍食品を作る
自家製冷凍食品をまとめて作っておくことで時短と節約の効果を同時に得ることができます。
忙しい朝に一からお弁当を作るのは大変です。
そんなときにレンジで解凍してお弁当に詰めるだけの自家製冷凍食品はおすすめですよ。
例えば、
- きんぴら
- 切り干し大根
- ひじき煮
- ほうれん草のごま和え
など、ほとんどの手作り総菜が冷凍保存可能です。
保存の際は、カップに入れて小分けするだけです。
100円ショップなどで売っているふた付きの製氷皿で保存すると、形も崩れにくくておすすめですよ。
食費節約にお弁当|コツ3.夕食のおかずをリメイク
夕食のおかずをひと手間かけてリメイクしましょう。
夕食を作る際、少し多めに作っておき翌日のお弁当に利用している人も多いですよね。
夕食のメインとしてだされたおかずなのでボリューム感はあっていいと思います。
ただ、前日の夕食と同じおかずが家族に不評なご家庭もありますよね。
そんなときはひと手間加えて、昨日とは違うおかずに変身させてしまいましょう。
一から作るよりも手間が半分で済みますよ。
リメイクレシピの一例です。
参考にしてみてください。

https://goo.gl/3GmgHC
食費節約にお弁当|コツ4.おにぎりの活用
前日にお弁当の用意ができなかった時はおにぎりを持参することをおすすめします。
自炊を心がけていても、仕事の付き合いで帰宅が遅くなったり体調が悪いときもありますよね。
起床してからお弁当のおかずを調理するのは、時間もないし手間でもあります。
ただ、ここで節約を諦めてしまっては日頃の節約の成果が台無しになってしまいますよね。
おにぎりならご飯を炊いておくだけで、中身は家にあるものを何か入れて握ればすぐにできてしまいます。
節約と同時にダイエット効果も
おにぎりは、冷や飯効果で太りにくくなるともいわれています。
炭水化物は冷やすと消化されにくくなり、血糖値の上昇も抑制されると考えられているためです。
具材に、
- 抗酸化作用
- 疲労回復効果
がある梅干し。
免疫力を高める鮭を使うことで栄養バランスもよくなりますよ。
さらに、のりを巻けば良質なタンパク質も摂取できます。
インスタントのお味噌汁などを添えることができれば、立派なランチですよね。
お弁当を作るのが難しいときは、美味しく手軽なおにぎりがおすすめです。
今は”おにぎらず”というレシピもあるんです。
是非参考にしてみてください。

https://goo.gl/ivxEGS
食費節約にお弁当|コツ5.麺類の活用
お米を切らしてしまったときは麺類をお弁当として持参することがおすすめです。
例えばパスタの場合、レトルトのソースをそのまま使用してもいいですし野菜を加えて調理することも可能です。
なるべくならパスタと別容器に入れ、食べる前に温められるとより美味しく頂くことができますよね。
パスタは茹でる際、スパゲティなら半分に折ったり、ショートパスタを利用すると食べやすくなりますよ。
冷めると固まりやすくなってしまうので、ゆで上がりにオリーブオイルでコーティングするのを忘れずに。
夏は素麺や冷やしうどんも
夏の時期ならば、素麺や冷やしうどんもおすすめです。
麺を茹でたら食べやすいように一口大に丸めて束を作り容器に詰めます。
つゆは密閉できる小さなサイズの容器に入れましょう。
麺が固まってしまってもつゆにくぐらせるとほぐれて食べやすくなりますよ。
食費節約にお弁当|コツ6.サンドイッチの活用
サンドイッチは手間がかかるように思えますが、前日に作っておくこともできるのでおすすめです。
サンドイッチに欠かせないマヨネーズは意外と塩分が少ないんですよ。
さらに、トマトケチャップも生のトマトよりリコピンが約7倍含まれているといわれています。
完全栄養食ともいわれている卵を
- ゆで卵
- スクランブルエッグ
などにして具にすると手軽にタンパク質やビタミンを補給できますよ。
卵を含む栄養節約食材についてはこちらの記事も参考にしてください↓
具材を多く用意しなくてもいい
無理に具材豊かなサンドイッチを目指す必要はありません。
家にあるスライスチーズやハムを挟むだけでもいいのです。
夕食で残ったハンバーグやコロッケを冷凍保存していれば、それを利用することもできますよね。
食費節約にお弁当|コツ7.隙間おかずの活用
お弁当の隙間を埋めるのに最適な簡単にできるお弁当向けのおかずアイデアを覚えておくことで朝も慌てずにすみます。
何回作っていてもどうしてもお弁当の隙間はできてしまいますよね。
急にできてしまった予想外の隙間を埋めることはなかなか容易ではありません。
そのためにも、いつでも対応できるようにアイデアおかずのレパートリーを増やしていくとは重要ですよ。

https://goo.gl/uHWu7q

https://goo.gl/G9qGWu
食費節約にお弁当|コツ8.節約感を出さないお弁当
緑黄色の色合いが入るだけで節約弁当の貧相なイメージを変えることが可能です。
食事の彩りを侮ってはいけません。
何気にいつも食べている食事には色彩があり、その色彩が食欲や見た目も満足を与えてくれているのです。
節約を意識していると大部分が茶色くなる殺風景なお弁当になりがちですよね。
食事は1日の活力の元であり楽しみでもあります。
その食事を豊かなものにするためには努力も必要ですよ。
赤のおかずで彩りアップ
どうしても茶色くなってしまいがちなお弁当は、プチトマトや鮭といった赤の食材やおかずを取り入れましょう。
それだけでお弁当が華やいで見えますよ。
また、赤に限らず色彩がはっきりした野菜を入れることで栄養バランスもよくなりますよ。
パプリカやブロッコリーなどもおすすめです。
カラフルなシリコン製カップ
お弁当に色味が足りないと感じたときはカラフルなカップを使って彩りを加えましょう。
シリコン製のカップなら使い捨てのものとは違い、何回も洗って使えるので経済的ですよね。
和食には曲げわっぱ
お弁当の内容に合わせてお弁当箱を選ぶことも、お弁当を持続させるために効果的です。
いつもの定番おかずでも見た目が変わることで気分が変わり、ランチタイムが楽しみになりますよね。
和食には曲げわっぱがおすすめです。
いつよりも手の込んだ豪華なお弁当に見えますよ。
スープジャー持参
最近、保温効果が高いスープジャーが注目されています。
家で調理したスープを持ち運ぶことができるだけでなく、食品にじわじわと熱を通すという調理機能を備えた優れもの。
スープなど “ご飯の付け合わせ” として使うのが定番ですが、お弁当箱として使っている方も多いようです。
冬のお弁当は冷たくなっていて少し寂しいですよね。
いつもとは違う温かいお弁当もいいですよ。
食費節約にお弁当|コツ9.お弁当作りのテクニックをマスターしよう
食費節約にお弁当を活用しようと思うなら、いきなり全てを作ろうとするのはやめましょう。
毎日の負担になってしまい、継続が難しくなってしまうことが多いです。
まずはサラダやスープなどの簡単なものから始めるといいですよ。
自家製冷凍食品を作る方が健康にもいいですが、少しは市販の冷凍食品に頼るのも手です。
特売の時にまとめ買いしているといつでも使えるので楽になりますよ。
最初は無理のないようにまずは一品から始めてみましょう。
自然と努力は習慣化されていくはずですよ。