食費節約には栄養バランスが大切なことは誰もがわかっていますよね。
でも、節約に夢中になってしまい食材の値段ばかりに気をとられがち。
食費節約するためには安価な食材を厳選することも大切なことです。
ただ、それが原因で栄養不足になってしまったり、健康を害してしまっては意味がありません。
最大の効果を発揮するためには、節約しながら栄養価の高い食材を選べるかが重要です。
安くて栄養価の高い食材をご紹介します。
目次
食費節約と栄養を両立|1.もやし
もやしには女性に嬉しい栄養がたっぷりと含まれています。
もやしといえば節約レシピの定番ですよね。
一袋安いところでは20円から50円ほどで売られています。
一年を通して安定した安価食材なので家計の頼もしい味方です。
値段ばかりに注目がいき、栄養価が高くないと思っている人もいるはず。
実は女性にとって大切な栄養素がたっぷりなんですよ。
ダイエット食材としても優秀
もやしには女性に嬉しい、
- 美白効果
- 美肌効果
- 免疫機能向上
- 抗酸化作用によるアンチエイジング作用
のあるビタミンCが含まれています。
また、多くの繊維が含まれてもいます。
- 便秘対策
- デトックス効果
が期待できますよ。
さらに、もやし自体にはカロリーがほとんどありません。
そのため、ダイエット食材としても活用することができるのです。
もやしに豊富に含まれるビタミンB2が基礎代謝をアップさせダイエット効果にも繋がります。
疲労回復効果
もやしにはアスパラギン酸という、アスパラの主な栄養素となる非常に栄養価の高い成分が含まれています。
アスパラギン酸には、高い疲労回復効果あることが知られていますよね。
その効果を生かしたレバニラ炒めは、夏バテ防止にぴったりのメニューです。
食費節約と栄養を両立|2.豆苗
豆苗は非常に栄養価の高い節約食材です。
豆苗はエンドウの若菜なんですよ。
最近、スーパーなどで苗床に生えたままの豆苗をよく見かけるようになりましたよね。
栄養が豊富な上に、自宅で簡単に栽培することもできます。
一度で二度美味しい
苗床から生えている豆苗は一度購入すれば最低でも二回は食べることができます。
購入した豆苗は根元からカットしてください。
残った根っこの部分を水に浸して、日の当たるところに1週間から10日ほど放置しておきます。
すると、購入したときと同じぐらいの大きさに成長し収穫することができるのです。
価格は大体1パックあたり100円ほど。
二回食べることができるので一食あたり50円ですね。
食費節約と栄養を両立|3.大根
大根をすりおろすことにより、
- 殺菌作用
- 解毒作用
- 抗炎症作用
を得ることができるのです。
そのことにより、
- 食中毒予防
- 食欲促進作用
- 免疫力アップ
- 眼精疲労の緩和
- 吹き出物、ニキビ対策
- ダイエット効果
などの効能があります。
これは、大根をおろすことによって現れるイソチオシアネートという辛味成分のためです。
”大根食べれば医者いらず”と言われるほど、大根は万能な野菜なんですよ。
大根の葉も捨てないで
大根の葉には、
- ビタミンC
- ビタミンE
- カリウム
- カルシウム
- βカロチン
が多く含まれています。
スーパーでは大根の葉は切って売られていることが多いです。
葉っぱ付きの新鮮な大根を手に入れることができたときは、ぜひ栄養豊富な葉っぱも調理してくださいね。
大根の葉のレシピはこちらを参考にしてください↓
食費節約と栄養を両立|4.ブロッコリー
ブロッコリーは生産がとても安定しているため、一年を通して価格が変わらず安く買える野菜の一つです。
最も栄養効率が良い食べ方は、野菜スティックのように切って生で食べるのが一番ですよ。
ブロッコリーを生で食べるとレモンの約二倍のビタミンCを摂取することができます。
一般的な茹でる食べる方はビタミンCが壊れてしまうので、茹ですぎには注意しましょう。
豊富な栄養素による様々な効果
ブロッコリーには非常に多くのビタミンが含まれています。
特にビタミンCの含有量が多く、アスパラガスの約10倍含まれているのです。
また、
- カリウム
- 鉄分
- カルシウム
- マグネシウム
- 亜鉛
などのミネラルも豊富です。
そのため、これらの豊富な栄養素により様々な効果を得ることができますよ。
- 抗酸化作用でアンチエイジング
- 風邪の予防、免疫力アップ
- 動脈硬化の予防
- 血圧を正常に保つ効果
- 骨を健康に保つ効果
- がんの予防
- ダイエット、美容効果
非常に万能な野菜であるブロッコリーですが、食べ過ぎには注意も必要です。
生で食べすぎてしまった場合、胃腸に負担がかかり栄養素の吸収率が悪くなってしまうことがあります。
どんな食材にもいえることですが、身体に良いからといってそればかり食べないよう注意が必要ですね。
食費節約と栄養を両立|5.アボガド
アボガドは”森のバター”と呼ばれるほど栄養価が高い野菜です。
スーパーでは大体100円から200円ぐらいで売られています。
血液サラサラ効果
アボガドに豊富に含まれるオレイン酸は悪玉コレステロール対策となり、血液サラサラ効果が期待できます。
アボガドは脂肪を多く含んでいますが植物性のためコレステロールの心配もほぼありません。
このアボガドに含まれるオレイン酸は、タマネギにも豊富に含まれています。
食費節約と栄養を両立|6.鶏卵
鶏卵には、ビタミンC以外の全ての栄養素が含まれています。
節約食材の中で最もバランスよく栄養素が含まれているといっても過言ではありません。
鶏卵に含まれているタンパク質は、シジミと並んで最も良質でもあります。
健康にも良く、財布にも優しい食品
鶏卵は栄養価が高く、価格が安い素晴らしい食材です。
鶏卵が優れているのは栄養素の豊富さだけではありません。
1個が10円から15円程度で購入でき、食費の節約の貢献しているのです。
積極的に食べることで栄養不足も防ぐことができますよ。
食費節約と栄養を両立|7.納豆
納豆は、大豆製品の中でも特にカルシウム、ビタミンなどの栄養素がバランスよく含まれています。
腸の働きを正常にし、肌を健康に保つ効果もあるのです。
納豆に含まれるビタミンB群は、
- 疲労回復
- 健康な皮膚
- 髪の維持
に不可欠なものなんですよ。
様々な健康効果
納豆に含まれているポリアミンという成分は、新陳代謝や老化防止効果があります。
また、納豆レシチンはデトックス効果でニキビ予防などにもなりますよ。
さらに、納豆だけに含まれているナットウキナーゼは注目すべき栄養素です。
これは血栓予防や血液をきれいにする働きを持っており、脳梗塞や心筋梗塞の予防にもなります。
節約の味方
納豆は安定した安価な食材なので、節約には欠かせない食材です。
3パックセットで安ければ45円から65円ほどで購入できます。
できれば賞味期限の迫ったものを食べるようにましょう。
納豆は期間を置くほど栄養価が高まります。
だからと言って賞味期限が切れると美味しくなくなってしまいますので注意ですよ。
食費節約と栄養を両立|節約は知識の蓄積
節約は節約に関する知識の蓄積です。
食費節約には栄養バランスが大切ということがわかっていても、知識がなくては何から始めて良いのかもわかりませんよね。
節約には自炊することが絶対です。
多くの食材の中から材料を選んで料理を作っています。
そのため、毎日の食事はそれを担当する主婦の知識の差で大きく差がでるということになりますよね。
家族の栄養を守りながら節約することは並大抵の努力ではやっていけません。
家族の協力を得ながら、自らも常に節約のための知識を増やす努力が必要なんですね。