食費節約のコツを一人暮らしに実践するのは難しいのでしょうか?
よく家族の節約の代名詞に挙げられる食費節約。
家族ならばできることでも一人暮らしでは難しいと考えている人もいますよね。
でも、一人暮らしで一番コストが高いのは食費といっても過言ではありません。
ついつい一人なので外食やお総菜に頼ってしまいですよね。
一緒に頑張る家族もいないので挫折しがち。
そこで、一人暮らしにおける食費節約のコツをご紹介していきますよ。
目次
食費節約のコツ【一人暮らし編】|食費の平均金額
一人暮らしの食費の平均金額を知っている人は多くはありません。
自分自身の食費はなんとなくわかっていても、友人などと食費の話をあえてすることはないですよね。
一人暮らしの食費は自炊する人と外食する人で大きく差が生まれます。
最近は節約のために自炊する人も増えてきてはいます。
しかし、一人暮らしだとどうしても自炊は面倒に感じてしましますね。
一人暮らしの食費の平均は約4万円
総務省統計局の賭け調査によると、2016年(平成28年)の一人暮らしの平均食費は40,050円となっています。
単身者全体の食費平均は40,050円。
内、自炊が28,736円で外食が11,314円。
中でも、勤労者世帯の食費平均は44,074円と高くなります。
内、自炊が28,736円で外食が17,430円なので外食が高くなっていることがわかります。
勤労者は仕事上のお付き合いなどもあり外食費が高くなる傾向にあります。
これは食費というより交際費にあたるのかもしれませんね。
このように一人暮らしの食費の平均は約4万円。
外食を除いた場合は、およそ3万円弱となります。
この食費は夫婦世帯、3人家族世帯の食費と同じぐらいです。
そう考えると多いように感じますよね。
食費節約のコツ【一人暮らし編】|一ヶ月の支出確認
節約するためにはまず、自分の一ヶ月の食費がどれぐらいあるのかを把握するところから始めましょう。
このお金の流れを知らないと、どんぶり勘定のようになってしまい節約がうまくはいきません。
スマホの家計簿アプリを利用しよう
お金の流れを把握するには、家計簿をつけることが一番いい方法です。
ただ、とても面倒でなかなか続かないですよね。
そんな人には、スマホでレシートを撮影するだけで自動で家計簿をつけてくれるアプリをおすすめします。
家計簿のためにレシートをためておくのも面倒ですよね。
このアプリを利用すれば、買い物後にどこでもレシートを撮影できて、すぐに捨てることができますよ。
ちょっとした空き時間に簡単にできるのが一番の魅力です。
数多くあるアプリの中で「Zaim」は最近利用者数が多く口コミ良いですよ。
Zaimの使い方がわかりやすい動画あるので参考にしてみてください↓
食費節約のコツ【一人暮らし編】|月の予算を決める
一ヶ月の食費の予算を決めることが節約の第一歩です。
お金の流れを把握することができると予算をどれぐらいに設定すれば良いのかがわかってきます。
最初は無理をせず、少し頑張る程度に設定しておきましょう。
今まで月4万円だった食費をいきなり半分の2万円にしたりするのは現実的ではありません。
3万5千円から3万円に設定するのがベストです。
何よりも、一度決めた予算を絶対に変更しないというのがポイントですよ。
この心がけがこれからの節約左右します。
食費節約のコツ【一人暮らし編】|外食はしない
食費節約には自炊することが絶対条件です。
外食は一人といえどもまとまったお金が出ていってしまいます。
ワンコインの外食を一日3食したとしても、一日1,500円の出費です。
それを一ヶ月続けると45,000円の食費になります。
ただ、いつもワンコインで食べる事ができるとは限りません。
さらに飲み物代は入っていませんよ。
お昼はお弁当と水筒持参
職場や学校には自炊したお弁当を持って行きましょう。
お弁当を作るのに抵抗がある人は、最初はおにぎりを作るところから始めてみましょう。
社食や学食でも300円ほどは最低かかりますよね。
さらに外でのランチはもっとコストが高くなります。
家で作ったお弁当は昨日の夕食の残りに卵焼きやウインナーなどを加えればすぐにできてしまいます。
面倒ではありますが、少し早く起きて習慣化していくことが大切ですよ。
飲み物も自動販売機で買うと500mlペットボトルで150円ですよね。
これはもったいないです。
お茶を買うなら家でお茶を作って水筒に入れていきましょう。
コンビニに行かない
コンビニはスーパーなどに比べて商品の値段が高いです。
- お弁当
- 飲み物
- 食材
- 乾物
- 日用品
など、生活に必要なものはほとんど取りそろえられていますが、どれをとっても割高ですよね。
いつでもどこでもあって、とても便利なものではありますが極力利用しないようにしましょう。
立ち寄ることをまずやめてみることが第一歩。
お菓子など無駄買いも防ぐことができますよ。
食費節約のコツ【一人暮らし編】|安い食材を知る
安い食材を知っておけばどこにいっても節約を実践することができます。
安い食材を売っているスーパーを知ることは節約の大事なポイントではあります。
しかし、一人暮らしのみなさんは、主婦のようにいつも一定の買い物ができるとは限りません。
仕事で遅くなってしまって、いつも利用しているスーパーが閉まってしまうことは多々あります。
そんなときは、元々安定した安価な食材を知っておくことでどこでも節約が可能になりますよ。
麺類
麺類は主食にもなりお米よりも安いので節約の頼もしい味方です。
日本人なら主食はお米中心にと考えてしまいがち。
お米は決して高いものではありませんが、炊くのに時間がかかるというデメリットがあります。
一人暮らしで忙しい方には、帰宅してからお米が炊きあがるのを40分ほど待つのは辛いですよね。
早く食べたいと思ってしまいます。
パスタは優秀食材
麺類の中でもパスタはコスパもよく優秀食材ですよ。
パスタはお米より値段も安く、さらにタンパク質が多いのです。
茹でる時間も7分ぐらいで、お米と比べるとすぐに食べることができますよね。
さらに、最近では本格的なものから安いものまでパスタソースの種類も豊富ですよ。
鶏胸肉
動物性タンパク質を摂るには鶏肉がおすすめです。
一般的な肉類、
- 牛肉
- 豚肉
- 鶏肉
の中で鶏肉が一番安いということはよく知られていますよね。
さらにその鶏肉の中でも鶏胸肉が一番安いというのはご存じですか?
高タンパク低カロリーのヘルシー食材でもあります。
まとめ買いをして使う分だけ小分けにしておくとさらなる節約になりますよ。
大豆加工品
大豆加工品とは、
- 豆腐
- 納豆
- おから
などのことをいいます。
これらの大豆加工品は、安定した安さと身体良い食材の代表格です。
木綿豆腐
植物性タンパク質が豊富な日本の健康食品です。
一番安いものでは300gで50円ほどで売られています。
絹ごしと木綿がありますが、木綿豆腐の方が水分量が少ないです。
同じグラム数でも木綿豆腐の方が栄養価が高く安いので、木綿豆腐をおすすめします。
納豆
日本の発酵食材の代表で万能食材ですよね。
大体3パックセットで売られています。
安いところでは45円から65円ほどです。
ご飯のお供だけでなく、パスタなどにも応用が利きます。
ただ、においが苦手の人も多いのが残念な点ですよね。
キャベツ
キャベツは一つの量が多く、値段も150円ほどなので節約にはおすすめです。
野菜は割高な印象があります。
特に、一人暮らしだと丸ごと一個購入する人は少ないかもしれませんね。
でも、健康のためにも野菜は必須です。
丸ごと使い切れないと思っても、意外と保存が利く食材なんですよ。
さらに、生でも加熱しても使うことができます。
いろんな料理にアレンジが利くので、ちゃんと使い切ることはできますよ。
キャベツの節約レシピはこちらの記事を参照してください↓
もやし
節約といえばもやしというぐらい有名な食材ですよね。
もやしは安いところでは20円から50円ほどで購入することができます。
料理に使うとボリューム感も出るので、節約料理には必ず登場しますよね。
ただ、日持ちしないのが残念な点ですね。
一日目は炒め物に、余ったらスープに入れるなどして使い切る工夫をしてみましょう。
タマネギ
買い置き食材としても便利なタマネギは安定した安価食材です。
タマネギさえ家にあれば何か作れるというぐらい万能な食材ですよね。
たくさん購入してもすぐに腐ることはないので安いときにまとめ買いするのもおすすめです。
卵
卵は栄養価が高く値段も安定した素晴らしい食材です。
10個入りで200円ほどで売られています。
季節も関係なく安定した食材で特売日には100円なんてこともありますよ。
卵を使って、
- オムレツ
- 卵焼き
- 目玉焼き
- オムライス
と調理法も様々です。
バナナ
果物の中で一番安いのがバナナですよね。
手軽に栄養補給ができるので、朝が忙しい人は朝ご飯にされているのでは?
夏は冷凍してアイス感覚で食べることもできます。
少し傷んできたらバナナジュースにするのもおすすめ。
おやつ代わりにもなって、満足感がありますよね。
食費節約のコツ【一人暮らし編】|安く買うコツを知る
時間に余裕があるのなら、節約のために食材を安く手に入れる方法を知っておきたいですよね。
平日は仕事や学校に忙しくても休日には余裕がでてきます。
少し離れたスーパーに散歩がてら足を運んでみるといいかもしれません。
時間の余裕のあるときに自宅周辺のお店をリサーチすることが節約には重要です。
同じ食材でも値段がかなり違うというのもあったりするんですよ。
安いスーパーを探す
近場のいくつかのスーパーをリサーチし、安い店を把握しておきましょう。
実際に足を運ばなくても、ネットやアプリを使ってお店のチラシを見ることもできます。
アプリによっては比較してくれるものもあるのでとても便利です。
単純な価格比較とともに各お店の定期的な特売日なども把握しておくとよいでしょう。
チラシアプリについてはこちらの記事を参照してください↓
特売品をチェックする
店内を回る前にチラシをチェックし、特売品を狙って購入するとお得ですよ。
スーパーの入り口や店内には今日のチラシが貼られています。
特売品はお客さんを呼び寄せるためにかなりお得な値段設定がされていることが多いです。
それを優先的に狙って購入しましょう。
おつとめ品を狙う
見切り品、おつとめ品の値引きは半額などが多く、割引率が大きいので狙っていきましょう。
肉や魚などの生鮮食品は、賞味期限が近くなると値引きされていきます。
賞味期限が近くても、問題があるものでは当然ありません。
すぐ食べるか、冷凍しておけばこれほどお得なものはありませんよ。
ネットスーパーでまとめ買い
安い食材を探すのが面倒だ、という方はネットスーパーを使われてみてはいかがでしょうか。
ネットスーパーなら特売品だけの特設ページも作られていますし、安い食材はすぐに見つけることができます。
それにカートの中身の合計がいくらなのか常に分かるので予算内で買い物をすることも簡単です。
まとめ買いすれば送料が無料になったりもするので、使い慣れればスーパーに行くよりも簡単に食費を抑えることができるようになるでしょう。
私はAmazonの『Amazonフレッシュ』をよく使います。
品揃えが豊富ですし、割引き率も高く、届け日の予約なんかもできるので一人暮らしには非常に使い勝手が良いです。
食費節約のコツ【一人暮らし編】|金券を利用する
外食の際は金券を利用しましょう。
節約には自炊が基本です。
しかし、外食を一切禁止してしまうとストレスが溜まってきてしまいます。
たまには外食もしたいですよね。
そんなときは金券を利用するのがおすすめです。
金券ショップで購入しよう
金券ショップに行けばギフトカードなどは定価よりも安く売られています。
食費を節約したい人は、ジェフグルメカードがおすすめです。
ジェフグルメカードは飲食店で利用できるギフトカードで、取扱店舗は35,000店舗もあります。
最大の魅力はギフトカードだけどお釣りがもらえる点です。
節約をしたくてギフトカードを安く購入しても、お釣りがもらえないとその分が節約になりませんよね。
さらに、他のギフトカードに比べて金券ショップで安く買うこともできます。
例えば、JCBギフトカードは1,000円の商品券が990円で売られています。
ジェフグルメカードは500円分が475円ぐらいで売られていて、定価の約95%くらいで買うことができるんですよ。
使用できる店舗も、
- 吉野家
- ケンタッキー
- モスバーガー
- ガスト
などファミレスや大手チェーン店で使うことができるので、使い方に悩むことはなさそうですね。
オークションで金券を買う
金券を本気で安く買いたいなら、オークションで落札するのが一番です。
上手く落札できれば10%引きの金券だって手に入ります。
ただ、そんな出物はなかなかないので、地力で探そうと思うといくつものオークションサイトを巡らなくてはなりません。
そんな時は役立つのが『オークファン』アプリです。
オークファンは国内最大級の相場検索サイトで、最新の相場情報はもちろん、他のサイトでは見つからなかった高割引き率の商品券だって探しだすことができます。
各国のAmazonをはじめ、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Qoo10など、国内外の幅広いサイトをオークファンひとつで検索し、最安値で金券を買うことができます。
食費節約のコツ【一人暮らし編】|意識するところから始めよう
食費節約のコツを一人暮らしでいきなり実践しようと思ってもできません。
今回紹介した事を少しずつ実践していくことで習慣化していくことが重要です。
まずは明確な目標金額を設定し、日々の食費を意識すること。
そのことが節約のものさしとなります。
自分が決めた範囲内でやりくりする気持ちができ、生活が節約モードに切り替わりますよね。
節約にはこの気持ちの切り替えが大事ですよ。
まずはここからです。
ぜひ、実践してみましょう。